不倫現場とは?目撃した際の対処法やその後の流れについて

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もし、あなたがパートナーの不倫現場を目撃したらどうされますか?

感情的になって、すぐさま声をかけたくなる気持ちもよく分かります。

ただ、不倫現場を目撃したとしてもやってはいけないことがあるため、本記事を参考にして冷静になって行動しましょう

本記事では、不倫現場とはどのようなシチュエーションを指すのか、目撃した際の対処法やその後の流れについて詳しく解説します。

目次

不倫現場とは?

不倫現場とは、端的にいうと不倫相手と不貞行為があることを連想させる場面を目撃した場所を指します。

不貞行為とは、自由な意思に基づいて配偶者以外の者と肉体関係をもつことです。

不貞行為は法律上の離婚事由となります。(民法第770条1項1号)

たとえば、パートナーが他の異性と食事に出かけていて、その現場を目撃したとします。

人によっては「不倫」と考える可能性がありますが、食事していただけでは肉体関係があったと連想できず、不倫にはなりません。

不倫現場といえるためには、不貞行為に該当することが連想される現場かどうかが重要なポイントです。

どのようなシチュエーションが不倫現場となりえるのかは、次章で詳しく解説します。

不倫現場でよくあるシチュエーション

以下の4つが、不倫現場としてよくあるシチュエーションです。

  • ラブホテルへの出入り
  • 職場や取引先での密会
  • 外出先や車内での密会
  • 旅行や長時間の外出

それぞれについて、一つずつ詳しく解説します。

ラブホテルへの出入り

不倫相手と2人でラブホテルに出入りしている現場は、不倫現場とされる可能性が高い典型的なシチュエーションといえます。

ラブホテルでは肉体関係があったことを強く連想できるため、ラブホテルの出入りを確認できれば2人には不貞行為があったと認められるでしょう。

また、観光地のホテルや旅館などの宿泊施設への出入りについては、遠方の場合だと宿泊目的の可能性が高くなります。

宿泊目的だと不貞行為があると推認しやすいため、ラブホテルへの出入りと同様に不倫現場とされる可能性が高いでしょう。

職場や取引先での密会

職場や取引先での密会していた場合、不倫現場となる可能性があります。

<職場や取引先での不倫現場例>

  • 非常階段
  • 会議室
  • 喫煙所
  • 出張先のラブホテルの出入り口

社内や取引先で不倫まで発展してしまう2人は多く、こっそりと隠れて行っている可能性があります。

堂々と公の場所で会っているのではなく、本来遭遇しないであろう場所で密会していたといえる場合には、不倫現場になりえる可能性を秘めています。

外出先や車内での密会

たとえば、レストランで食事していたりテーマパークでデートしていたりするのを目撃しただけでは、不倫現場とはいえない可能性が高いでしょう。

手をつないでいたり楽しそうに話していただけでは、不貞行為にあたらないといえるためです。

ただ、少なくとも2人で出かけていることで、親密な関係にあることはうかがえます。

何度も繰り返し頻繁に会っていることが確認できると、不倫現場になりえる可能性もあるでしょう。

一方で、車内での密会は話が変わってきます。

車内は密室のため、不貞行為があったとしてもおかしくはありません

どのような状況を目撃したかによるにしても、不倫現場といえる可能性が高いでしょう。

旅行や長時間の外出

旅行や長時間の外出は、不倫現場と認められる可能性が高いでしょう。

とくに宿泊を兼ねた旅行の場合は、不貞行為があることを連想しやすくなります。

長時間の外出の場合は、時間内にラブホテルを利用したり不倫相手の自宅を訪れたりしていることを連想できます。

不倫現場を目撃してもやってはいけないこと

不倫現場を目撃した場合、つい感情的になってしまい普段では考えられない行動に出たくなる気持ちもよく分かります。

しかし、たとえ不倫現場を目撃したとしても、感情的になってやってはいけないことがあります。

具体的にはどのような行為が該当するのか、詳しく見ていきましょう。

暴力や脅しを行わない

配偶者や不倫相手に対し、感情がたかぶってしまい暴力や脅迫に近い行為を行いたくなる気持ちも分からなくはありません。

しかし、一度でも暴力や脅迫を行ってしまうと、民事上の不法行為として逆に相手から慰謝料請求される可能性があります。

不倫は犯罪ではないため、感情的になったとしても正当防衛や緊急避難にあたらず暴力や脅迫は正当化されません。

また、大声をあげていると周囲にいる人が警察に通報し、警察にそのまま連行される可能性もあります。

不倫現場を目撃したとしても、一度冷静になって行動するようにしましょう。

勝手に持ち物やスマホを見ない

不倫現場を目撃したとしても、証拠を押さえようとして勝手に持ち物やスマホを見ないようにしましょう。

ラブホテルなどのレシートを探したりスマホを見て証拠のLINEを押さえようとしたりして、ついつい強引に見たくなる気持ちも分からなくはありません。

ただ、本人の許可なしに見つけたとしても、不貞行為の証拠として認められない可能性があります。

また、暴行や脅迫行為を用いて強引に取り上げた場合も、証拠として認められない可能性が高くなります。

さらにいえば、器物損壊などの強引な行為は犯罪に該当する可能性もあり、十分な注意が必要です。

不倫があることを証明するためには証拠集めが重要ですが、感情的になって強引に証拠を集めてはいけません。

状況証拠を集めない

不倫現場を目撃したら、状況証拠を集めるようにしましょう。

不倫の証拠、つまり不貞行為があったとみなされる証拠を集めないと、裁判などまで発展した場合に不倫の証明ができなくなります。

いくら不倫現場を目撃したとしても、証言だけでは証拠となりません。

誰が見ても言い逃れできないような状況証拠が必要です。

不倫現場を目撃した際の対処法

では、実際に不倫現場を目撃したらどうすればよいのでしょうか。

不倫現場を目撃した際の対処法について詳しく解説します。

感情的にならず冷静に行動する

不倫現場を目撃するということは、心のどこかでは予期していた節があったとしても衝撃的な映像が目に入ることを意味します。

冷静でいられることのほうが難しいことで、感情的になるのも分かります。

ただ、感情的になって行動しても、良い状況が生まれる可能性は限りなく低いといえるでしょう。

そのため、いかにして感情的にならず冷静に行動することがとても大事です。

不倫の証拠となる写真・動画を撮影する

不倫現場を目撃したら、状況証拠となる写真や動画を撮影しましょう。

状況証拠がないと、裁判になったときに不倫があった証明ができません。

ただ、写真や動画を撮影していることを相手にバレないようにすることが大事です。

相手にバレてしまった場合、写真や動画を消すように詰められる可能性があります。

また、一度バレると警戒して用心するようになるため、今後の不倫の証拠集めが難しくなる可能性もあるでしょう。

不倫現場には介入しない

不倫現場を目撃したとしても、その場で介入したらいわゆる「修羅場」のような状況になることが想像できます。

ここはグッとこらえて、やるせない気持ちや怒りは次の行動に出るため取っておきましょう。

先ほどもお伝えしたように、一度相手に気づかれると警戒されてしまいます。

不倫現場には介入しないほうが、今後の証拠集めを有利に進められる可能性が高くなります。

専門家(弁護士)に相談する

不倫現場を目撃した場合、今後どのように対応すればよいかを弁護士に相談することをおすすめします。

弁護士に相談すると、以下のようなメリットがあります。

  • 効率よく証拠を集められる

不倫問題に強い弁護士であれば、証拠の集め方や集める際に注意したほうがよいことなど具体的にアドバイスしてもらえます。

そのため、1人で証拠を集めるより効率的といえるでしょう。

本記事で紹介した「ラブホテルに出入りしている写真・動画」以外では、以下のような証拠が不貞行為の証拠になりやすいといわれています。

  • 性行為の動画・写真
  • ラブホテルの領収書
  • クレジットカードの利用履歴
  • 不貞行為を認める誓約書
  • 探偵事務所の調査報告書
  • 相手との交渉を任せられる

弁護士を代理人として立てれば、相手との交渉を一任できます。

不倫相手や配偶者との交渉は、肉体的にも精神的にも負担が大きいものです。

もはや顔を合わせるだけでも苦痛で、会いたくもないと考える人もいるでしょう。

また、弁護士が交渉してくれることで、有利な条件のもと早期解決できることも期待できます。

  • 適正な慰謝料額を提示してくれる

不倫による慰謝料を請求したいと考えても、一般人からすればどのくらいの金額を請求できるか判断できないことが多くなります。

不倫現場まで目撃して精神的苦痛を被っていることから、多額の慰謝料を請求したくなる気持ちも理解できます。

ただし、慰謝料には相場があることや、多額の慰謝料を請求したことで相手がまったく交渉に応じず、長期化してしまうリスクがあります。

その点、弁護士に相談すればこれまでの経験に基づいた適正な慰謝料を提示してもらえるでしょう。

  • 法律の専門家による全面的なサポートを受けられる

弁護士に依頼すれば、慰謝料請求の手続きや相手との交渉、調停や裁判における手続きなど全面的なサポートを受けられます。

法律の知識がない一般人からすれば、法的手続きを独自で調べて進めていくのは至難といえます。

早期解決の実現のためにも、不倫問題でわからないことがあれば弁護士に相談しましょう。

不倫現場を目撃したら慰謝料請求できる?

不倫現場を目撃した場合に慰謝料請求できるかどうかは、以下の条件が満たされることが必要だと考えられています。

  • 配偶者と相手に不貞行為があったとされる
  • 不倫を証明する客観的な証拠がある
  • 不倫相手が婚姻関係について知っていた
  • 不倫相手が婚姻関係について知らなかったことについて過失がある
  • 不倫によって損害が発生している(すでに婚姻関係が破綻していた場合は、損害は発生していない)

不倫現場を目撃しただけでは、慰謝料請求ができないことは頭にいれていきましょう。

不倫現場を目撃したら、不倫を証明するための証拠集めが必要です。

そして、婚姻関係における不倫相手の故意や過失、不倫によって損害が発生しているかどうかも慰謝料請求の可否に影響を与えます。

不倫現場に遭遇したときは冷静に対処しよう

不倫現場に遭遇した場合、思わず感情的になってしまう人は多いでしょう。

その中でも、いかにして冷静に対処できるかがポイントです。

不倫の状況証拠を集め、今後の交渉を有利に進めていけるよう準備していきましょう。

ただし、不倫問題における交渉や手続きには法的知識が必要なことが多く、法律の知識がない一般人が単独で行うと長期化する可能性があります。

早期の問題解決のためにも、不倫現場を目撃した場合は今後の流れのアドバイスをもらうためにも弁護士に相談しましょう。

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この記事の監修者

前田祥夢のアバター 前田祥夢 代表弁護士

ご相談の結果、法律の専門家である弁護士として、イチ相談相手として、最善の解決案を提案できるよう、最善を尽くします。

私は「法律的にダメ、できない」ではなく、「ではどうすれば良いのか、何ならできるのか、どこまでできるか」を考え抜きます。

ぜひ依頼者さまの問題解決に向けて伴走させていただけましたら幸いです。

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