配偶者の浮気が発覚し、どう対処すべきかわからない方もいるのではないでしょうか。
本記事では浮気発覚後の最初の対応から、夫の心理、浮気発覚後に考えるべき選択肢と慰謝料請求の流れまで徹底的に解説します。
併せて浮気発覚後の関係修復方法もご紹介しますので、配偶者の浮気が発覚してお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
浮気発覚直後の最初の対応
まず最初に、浮気発覚直後にしてはいけないこと、すべきことについて解説していきます。
浮気発覚後に絶対してはいけないこと
浮気が発覚したとしても、感情的な行動は絶対に避けましょう。
信頼していた配偶者の浮気が発覚すると、ショックで心が深く傷つき、突発的に相手を責め立てるなど、怒りに任せた行動や言動をしてしまいがちです。
しかし、いくら感情的になっても配偶者が浮気をしたのは事実です。
感情的な言動をとると建設的な話し合いができず、関係修復の妨げになってしまいます。
最悪の場合、自分が関係を修復したくても相手の心が離れてしまうなど、事態をさらに悪化させてしまうことになるでしょう。
冷静に証拠を集める
浮気相手に慰謝料を請求するなど、法的な手続きを考えているなら、まず証拠を集めることが必要不可欠となります。
浮気相手とのLINEのやり取り、レシート、写真などの証拠を集めておくことが、後の慰謝料請求や離婚の際に役立ちます。
配偶者の財布やスマホ、車や普段使っているカバンの中に証拠が残されているケースが多いので、念入りにチェックしましょう。
浮気を追及する前に、しっかりとした証拠を手元に準備しておくと相手も言い逃れできず、浮気を認めやすくなります。
浮気発覚後の夫の心理とは?
浮気発覚後、夫はどのような心理状態で過ごしているのでしょうか。
浮気発覚後に夫がどう感じているか、そしてどう対処すべきかを解説していきます。
浮気発覚後夫はどう感じている?
浮気発覚後、夫は罪悪感を抱いて妻に優しくなるケースが多いでしょう。
自分の過ちを悔い、関係を修復したいという気持ちから妻を以前より大事にするようになります。
その一方で、自分が浮気をしたのは妻が自分をないがしろにしたせいだ、と正当化しようとしたり、どうすれば自分が悪者にならないか考えて自己防衛に走ったりするケースもあります。
彼らが口にする言葉や行動には、「浮気がバレたことで、これからどうなってしまうのか」という心の揺れが反映されています。
夫の反応にどう対処する?
浮気を知ったショックで激しく夫を責め立てると、夫も感情的になって逆ギレしたり、心を閉ざしたりすることも少なくありません。
「浮気相手の方が優しい」といって浮気相手の元へ行ってしまい、帰ってこなくなってしまうことも。
まずは冷静に浮気の事実を確認し合うことが重要です。
夫や浮気相手に怒りの感情を抱くのは仕方のないことですが、話し合いを進めるためには一旦自分も夫も感情を落ち着かせましょう。
浮気発覚後に考えるべき選択肢|離婚?再構築?
浮気発覚後、配偶者と離婚をするのか再構築をするのか、どちらを選ぶべきか考える必要があります。
そこで再構築か離婚かを選んだ場合の、具体的な対策についてご紹介します。
離婚か再構築か考える
離婚を選ぶか、再構築を目指すかは、夫婦間の状況や感情に大きく依存します。
浮気が発覚するまでは配偶者との関係が良好でまだ愛情がある、子供の気持ちや経済的なことを考えると別れられない、という場合は再構築を選ぶ方が多いでしょう。
一方関係が浮気発覚前から冷え切っていたり、浮気をどうしても許せない場合は離婚を選ぶ方が多い傾向があります。
どちらを選ぶにしても、感情的に判断するのではなく、経済面や子供に及ぼす影響などを長期的な視点で判断することが大切です。
再構築を選んだ場合の具体的な対策
離婚を選ばずに再構築を目指す場合、浮気を全く無かったことにして暮らし続けるのは難しいでしょう。
浮気をされたという深い心の傷が残り、「また浮気をするのでは」と疑ってしまうなど、配偶者の心が回復するまでの間は、さまざまな苦しみや葛藤を抱きながら暮らすことになります。
心の回復のためには、夫婦で定期的に話し合いの場を設けたり、夫婦関係の話を聞きなれている、専門家のカウンセリングを受けることが効果的です。
また再発防止策として、以下のような夫婦間のルール作りも検討すべきです。
- お互いのスマホのパスワードを把握する
- 通話履歴やSNSのメッセージを共有する
- 外出先や帰宅時間などのスケジュールを共有する
- 休日は家族と過ごす
あまり厳しすぎるルールを設けてしまうと双方にとってストレスになるため、お互いの要求をよく擦り合わせて決めると良いでしょう。
離婚を選んだ場合に行うべきこと
配偶者の浮気発覚によって離婚することを選んだ場合、行うべきことは多くあります。
離婚をすると生活が大きく変化するため、離婚後はどのような生活になるかを細かくシミュレーションすることがおすすめです。
住む場所はどうするのか、自立した生活ができる仕事はあるか、子供をどう育てていくかなどを考えてみましょう。
特に離婚後に女性が経済的な面で苦労することが多いため、生活費や養育費を計算し、安定した生活を送るために必要な金額を計算しておく必要があります。
また、財産分与や親権、養育費について話し合いましょう。
離婚をする際、夫婦が婚姻期間中に築いた財産は財産分与の対象になります。
財産分与の対象になりそうな車や不動産などをリストアップし、どれくらい請求できるかを計算しておきましょう。
財産分与は原則として夫婦で2分の1ずつ分けることになっていますが、夫婦間の合意で自由に割合を変更できるため、話し合って多めに財産分与をしてもらうことも可能です。
また未成年の子供がいる場合はどちらが親権者になるかを決め、妻が親権者となる場合は夫にどのくらい養育費を請求するか、面会についてはどうするかを決める必要があります。
浮気に対する慰謝料請求と法的手続き
配偶者の浮気が発覚したら、配偶者と浮気相手に慰謝料請求が可能です。
慰謝料請求の方法と、気を付けるべきことについて解説していきます。
配偶者・浮気相手に慰謝料請求する方法
浮気が発覚したら、配偶者と浮気相手に対して慰謝料を請求することが可能です。
ただし慰謝料請求には以下のように浮気の事実を証明する、確固たる証拠が必要です。
- 肉体関係があったと推測できるメールやSNSのやりとりのスクリーンショット
- 配偶者が浮気を自白した音声の録音
- ラブホテルに出入りする際の写真
- ラブホテル、または旅行先のホテルの領収書
- 調査会社の報告書
このような証拠を揃えた上で弁護士に相談すれば、足りない証拠や確認事項があれば指摘してもらうなど、適切なサポートを受けられます。
なお証拠を集める際、不正に配偶者のスマホにGPSアプリをインストールして得た位置情報や、盗聴、住居に不法侵入して撮った写真などは違法性が疑われるため、証拠として認められないので注意しましょう。
違法性のない証拠の集め方なども、弁護士に相談すればアドバイスを受けられます。
慰謝料請求の際に気を付けるべきこと
慰謝料の相場や法的な請求の流れを理解して進めることが重要です。
慰謝料請求には法的手続きが必要であるため、弁護士に相談するとスムーズに進みやすいでしょう。
特に、あまり高額すぎる慰謝料を請求すると相手が反発し、交渉が進まなかったり、相手が逆に弁護士を立てたりすることがあります。
弁護士は法律のプロなので、慰謝料の相場や示談書の作成などの手続きについてもアドバイスをしてくれます。
相手との交渉も代理で行ってくれるため、当事者同士で話し合うことなく、スムーズな解決が望めるでしょう。
浮気発覚後の関係修復方法と対策
浮気が発覚した後も夫婦関係を継続する場合は、まず夫婦関係を修復する必要があります。
夫婦関係の修復方法と、子供への影響に関する対策をみていきましょう。
夫婦関係を再構築するために必要なこと
まずは、お互いの感情を整理することからはじめ、信頼を再構築していきましょう。
浮気をされたことが深い心の傷となるため、浮気後の夫婦関係を修復するためには長い時間が必要です。
再構築をして再び仲の良い夫婦に戻れたとしても、ふとした瞬間に浮気をされたことがフラッシュバックし、「やっぱり許せない」と感じたり、「また浮気していたらどうしよう」と不安になったりすることも珍しくありません。
再構築はこのような心の傷とどのように折り合いをつけ、回復していくかが重要です。
最初の一歩は「お互いの感情を整理すること」です。
浮気をしたことへの謝罪の気持ちや、これから信頼関係を取り戻したいという気持ち、浮気をされて傷ついた気持ちなど、それぞれに思うことが沢山あるでしょう。
そんなお互いの感情を整理するためには、夫婦で話し合う時間を作る必要があります。
そして感情の整理ができたら、どうすればもう一度家族で仲良く暮らしていけるのかを2人で考え、浮気によって失ってしまった信頼関係を再構築するための具体的なステップを一歩ずつ踏んでいくことがおすすめです。
カウンセリングや夫婦間のルール設定が有効
信頼回復のためには、専門家の助けを借りたり、夫婦間で再発防止のルールを設定することが効果的です。
浮気問題はプライベートな内容であるため、親しい友人や両親などに相談するのは憚られることもあるでしょう。
また友人や家族はどうしても同情や心配などの感情が入って公平で客観的な判断ができないことがあります。
そのような場合はカウンセリング機関を利用することをおすすめします。
カウンセラーは、夫婦と全く関わりがないという目線から客観的に相談を聞いてくれますし、もちろん秘密厳守です。
カウンセリングを通じてお互いの気持ちを整理すれば、夫婦関係の再構築に向けて必要なことがわかるでしょう。
特に浮気がトラウマとなっていたり、度々フラッシュバックをしたりする場合にはカウンセリングが非常に有効です。
さらに、浮気を防止するための夫婦間のルール設定が、信頼関係の回復のカギになることもあります。
二度と浮気をしないためのルールを作り、破った時のペナルティなどを自筆の署名と捺印を入れた誓約書で作成するのも良いでしょう。
同じ過ちは繰り返さないという固い決意を表明するために、誓約書を弁護士や行政書士に依頼して法的な拘束力のある公正証書で残しておくのもおすすめです。
子供への影響を最小限にする対策
親の浮気は子供に心理的な影響を与える可能性があります。
子供は感受性が強いため、まだ年齢が低くても、両親の雰囲気がピリピリしていたり、言い争いをしていたりすると、意味がわからなくても変化を敏感に察知してしまいます。
突然自分を取り巻く日常の環境が変化すると、「パパかママがいなくなってしまうのではないか」と不安な気持ちが大きくなり、ストレスを抱えて精神的に不安定になってしまうことも。
家庭内でストレスがあると、家庭の外でストレスを解消しようとするため、保育園や学校などで対人関係のトラブルを起こしやすくなることも考えられます。
また浮気問題は幼少期だけではなく、子供が大人になってからもトラウマとなり、恋愛恐怖症になるなど精神面に悪影響を及ぼすケースも少なくありません。
このように浮気発覚が子供に与える影響を最小限に抑えるため、子供に適切に対応することが大切です。
浮気は夫婦間の問題ですから、子供の前で言い争いをしない、落ち着いて話すことを意識するなど、家庭内の平和な雰囲気を保つことを心がけましょう。
「パパとママはどこにもいかない」「大丈夫だよ」と安心感を与えることが、子供の心のケアにつながります。
配偶者の浮気が発覚したら冷静に対処法を考えよう
配偶者の浮気が発覚したら、配偶者と浮気相手への怒りから、つい感情的になってしまう方もいるでしょう。
しかし感情的になってしまった結果、その後の対処に支障が出たり、配偶者との関係が余計にこじれたりするケースは少なくありません。
浮気をした配偶者と再構築か離婚をするかを選択し、不倫の慰謝料を請求するなど法的な手続きを行うためには、冷静な判断力が必要となります。
まずは一旦冷静になり、その後の対処法を考えましょう。
どうしても配偶者や浮気相手に感情的になってしまう場合は、法的な手続きを弁護士に依頼する方法もあります。
弁護士は法律のプロとしての立場から、慰謝料請求に有利な浮気の証拠集めや慰謝料の金額のアドバイス、浮気相手との代理交渉などのサポートを行ってくれるでしょう。